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コンポラ ・ アート資料館 - 1 -

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【 コンポラ 「アート資料館」 では、アーティストの作品、インタビューをご紹介しています。 】

世界を旅しながら写真を撮っている 写真家・ 佐藤龍也さんにお話をうかがいました。

国内より国外での評価が高く、日本ではあまりメジャーなスタイルではなく、むしろ地味ではあるが心に残る
写真表現をされている、本格的でハイレベルな白黒写真コレクションです。



佐藤龍也 Tatsuya Sato


── 写真を撮りだしたきっかけ、理由を教えてください。


父親が趣味で写真を撮っていた影響だと思います。
最初はプロのカメラマンとして活動していましたが、次第に自分をもっと知りたくなり、世界を歩いて日本を見てみたいと思うようになり、カメラを携えて旅に出るようになりました。

その後は、世界中を旅しながら写真を撮り、日本に帰ってきては
オフロードのバイクにテントや寝袋、炊飯道具一式、地図や遊び道具などを後部座席にくくり付け、唯一天候だけを気にしつつ、また旅に出る、の繰り返しです。



── まだ、一冊の写真集も出版なさっていないのには、訳があるのですか?


死ぬまでに作品集を一冊作ればいいと考えています。

いま、日本や世界で出版されている写真集(ヌードも含めて)の大部分、そう 90% 以上の出版物が一年もたたないうちに人々に飽きられ、ゴミ箱に直行するか忘れ去られてしまう運命です。
エネルギーの無駄使いで ”もったいない” の一言です。
たぶん、商業的な理由からだと思われます。歴史を見ても共同作業ではなく個人レベルの作品制作では、
どうがんばっても二冊か三冊が限界でしょう。
それ以外は生活とビジネスとの妥協の産物ではないでしょうか。

急いで、納得しない物作りは無駄に終わるでしょうし、自分の大切なものへの愛着も消えてしまうからです。




佐藤龍也 Tatsuya Sato
── 作品をつくるときに気をつけていること、こだわりなどはありますか?


旅行中の出会い、たとえば 人、自然、たまたま目に飛び込んできた身近な風景、食べ物、女性、子供、道端の光景、足音や動物など、”はっ”と思ったときにシャッターを切ります。
頭で考えていたら、その瞬間は通りすぎて消えています。




佐藤龍也 Tatsuya Sato
── 作品を通して伝えたいことはなんでしょうか?


ひとによってものの見方が違うように、つくるひと(= 自分) の感じ方、考え方も日々変わるので、作品の意味や意義はそんなに大切なことではなく、 見るひとそれぞれが、そのときに見てどう感じたか、が一番大切なことです。


── これからの抱負、目標を教えてください。

これからもカメラマンではなく、ひとりの旅人として生きて行けたらと願っています。



佐藤龍也 Sato Tatsuya

 佐藤龍也 : Sato Tatsuya
 作品は以下のサイトでご覧いただけます
 ◆公式サイト Gallery Tokyo.com →
 http://www.gallerytokyo.com/

 
 



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