コンポラ

アンリ・カルティエ=ブレッソン



アンリ・カルティエ=ブレッソン コンポラ写真




アンリ・カルティエ=ブレッソン




アンリ・カルティエ=ブレッソン
<写真家>




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「突然、私は理解したのです、写真とは、一瞬にして永遠を刻み込むことができるということを」と彼は述べています。また、ライカを「自分の眼の延長」だと表現しました。


アンリ・カルティエ=ブレッソン Henri Cartier-Bresson アンリ・カルティエ=ブレッソンは、フランスのセーヌ=エ=マルヌ県シャントルーに5人兄弟の長男として生まれました。実家は裕福な織物製造業で、フランスの各家庭の裁縫箱にはたいてい「カルティエ=ブレッソン縫い糸」が常備されているほど有名でした。アンリは幼いときから絵を描くのが好きな子どもでしたが、経済的に恵まれていたこともあり、コダックのボックス型ブローニーカメラを買ってもらい、スナップショットを撮影していたようです。

両親はアンリに家業を継いでほしいと強く望みましたが、本人は強硬に拒み、パリ・モンパルナスにある美術学校に入学しました。そこで彼はキュービズムの画家アンドレ・ロートに師事し、絵画を勉強しました。
その後、彼はカメラを使ってキュービズムやシュールレアリズムに影響を受けたアバンギャルドな写真を撮るようになります。と同時に、社会から見捨てられ、裏通りにひっそりと住む貧しい人々に対する親近感も表現していきました。豊かで不自由のない環境に背を向け、アートの世界に飛び込んだ自らの境涯と重ね合わせていたのかもしれません。



アンリ・カルティエ=ブレッソン Henri Cartier-Bresson まもなく、彼は小型の35mmライカ・カメラを手にします。たちまちその小さくて革命的なカメラを使いこなすようになったカルティエ=ブレッソンは、イタリア、スペイン、モロッコ、メキシコと旅行し、写真を撮り、20世紀を代表する写真スタイルを確立したのです。

「突然、私は理解したのです、写真とは、一瞬にして永遠を刻み込むことができるということを」と彼は述べています。また、ライカを「自分の眼の延長」だと表現しました。そのコンパクトなカメラは人混みのなかで撮影するときでも気づかれないという匿名性を彼に与え、「撮られている」と気づくことで人が不自然な感じになるのを克服しているのです。


アンリ・カルティエ=ブレッソン / キュレーターおすすめの写真集
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友人でもある作家ピエール・アスリーヌによって書かれたカルティエ=ブレッソンの伝記。


詳しくは以下のサイトで

アジェ・フォト Atget Photography.com
世界の写真家 - Henri Cartier-Bresson
アンリ・カルティエ=ブレッソン